2013年に本帰国してから4回目、3年ぶりのわが町天津。
それが今回は本当に本当に遠かった!
出発前日の夕方、スーパーで袋詰めをしているところに旅行会社から電話で、予定の7月28日早朝初のCA便が飛ばなくなったと‼︎
どうしようもなく、言われるままに午後2時ごろ発のCA便に変更してもらいました。
それでもウキウキ。
待ちに待った天津へ出発したのでした。
機内食がウマイとかマズイとか、それはどうでもいいのです。基本的に小さいときから機内食は狭いところでみんな一斉に食べ出してなんだか楽しくて好き。
そして
ついに美しい北京空港に!
広くて、とにかく広くて、久しぶりに深呼吸できた気がしました。
を問題は、飛行機が午後便になってしまったので、ついた時には北京時間の午後5時だったということ。
やはりこれがために天津がとてつもなく遠く遠くなってしまうのでした。
金曜日の夕方…
怖いのは北京の渋滞。
ということで、バスでの移動はやめて地下鉄で北京南駅に移動してから新幹線で天津まで行くことにしました。
北京空港のなかはとても移動しやすい。表示が見やすくて作りもシンプルです。
市内までスイスイと地下鉄で行けるのです。
このチケットで東直門まで。25元。
2号線に乗り換えて宣武門から4号線で南駅へ。
2号線に乗ったら同じ席に座ろうとした若者が、私の荷物を見て、あんた座れよ、と席を譲ってくれた。北京や天津では荷物を持ってくれたり席を当たり前に譲り合うケースが多くて、東京から来るとホッとします。
しかし金曜日の夕方。4号線まで来るとどラッシュでホームは人でいっぱい。コロコロを引いている私に肘鉄などイジワルする人はいないけれど、とにかく動けないのでした。
そして、ここで初めて北京の満員電車ルールを知ることとなるのです。
電車が来ると、中程はそんなに混んでいない。でも扉のあたりは人がびっしり。乗れないまま電車が何本も行ってしまう。
中国では人とトラブルを起こすと、とても厄介なことになります。お尻や背中で他人を電車に押し込むなど絶対にやらないでしょう。押せばあと10人は行けそうだけれど、確実にスペースがないとみなさん乗り込んでくれない。4本くらい見送って、やっと4号線に乗れました。
もう一つは、よく中国では降りる人を待たないで乗り込むと言うけれど、そこには日本と違うやり方があるからなのではないかと今回のラッシュで改めて感じました。北京の地下鉄では降りたいけれど奥の方にいる人は、降りたい駅に着くまでの運行中に「前にいる人降りないなら場所代わって〜」なり「次で降りまーす」なり言って扉前の場所を確保し、扉ご開いたらすぐ降ります。そこは乗るひとも待っているようです。でも、その後になってから奥から出ます出ますとかき分けて来るひとには冷ややかです。何やってんだーなどと言われていました。つまり、降りたいのなら、降りる準備をしておきなさい、と言うことです。
やっと懐かしの北京南駅に到着。京王線に住んでいる私が遠くから新宿まで戻ってきたときに感じる安堵感に似ています。
そして切符売り場へ。
地下鉄で手間取りすでに金曜日の7時。天津行きの切符は売り切れ。
天津西駅行き10時半発をゲットし、2階へ移動。
両脇の黄色いのが全て出発ホームの入り口。各ゲートから入って1階に降りるとホームになっている。全部で20ちょっとホームが並んでいる。この広〜いロビーで3時間半待つわけですが、北京にいるのが夢のようで何でも受け入れてしまう私がいました。つくづく便利な性分です。
ロビーの更に両脇には飲食店や書店、おみやげ屋さんが並んでいる。スタバやケンタッキーフライドチキンもある。今夜はここで食べないとなあ、とケンタへ。何だかオシャレな内装のケンタでも「そんなに待つのは大変だねえ」とおばちゃん達にとても親切にしてもらって、すっかり安心してしまうのでした。
私のチケットは无座。無座、席はありません。自由車は無いので、立って行くと言う意味。本当にギリギリのところで天津方面行きに乗れたのです。
これがホームへ降りるゲート。この中にエスカレーターとエレベーターがある。
そんなこんなで
やっとついた天津西駅はとにかく広くて、そしてもう暗かった。天津西站と言う字だけが大きく立派で輝いていました。写真を撮っておけばよかった。誰も文句を言わないのが中国。黙々と公安に言われるままにタクシーが溜まっている表通りまで歩く。ホームからだと30分は歩いたでしょう。暗くてどこを歩いているのかわからないくらいのクネクネ真っ暗道でした。
これは道路ではなく空き地なのですが、ここで交渉開始。10元ちょっとで行けるところを50元とふっかけて来る。わかってはいたけれど、疲れているときなはとにかく面倒くさい。
同じ方角の人を見つけてカップルのふりをして2人で50元にしてもらえました。分けっこして25元ずつでまんまと乗車成功。あと他の女の子2人からも50元ずつ徴収して相乗りで出発。おじちゃん、効率いい。私たちがカップルじゃないとわかると、「上手いことしてやられたなあ〜」と何度も膝を叩いて笑っていました。
こうして夜中の11時半にやっとやっと、天津に辿り着いたのでした。
今回は運良く前に住んでいたサービスアパートメントに泊まれました。懐かしいわが家からの風景。天津の夜は美しかった。
夜明けも美しかった。
そしてこの数年間、何事もなかったかのように私の天津の1日がスタートしたのです。